Larry BirdとSNS
SNSが盛んになったのはいつ頃でしょうか。
僕が学生だった頃は、mixi全盛。
今、僕のInstagramを見てくださっている方でSNSを全否定する方はいないと思いますが、
当時からSNSを毛嫌いする方はたくさんいました。
「そんなものは人と人との繋がりではない」と。
どうでしょうね。
なんとも言えません。
人と人との繋がりかと言われると、確かに違う気もする。
気軽にコンタクトを取れることをよいことに、副業やらバイナリーナントカを勧誘してくる輩もいます。しばきたいです。
でも、僕がなんとなく思うのは、「投稿から体温を感じる人とは繋がっているような気がする」ということ。
当店の片隅に飾られている、緑色のバスケットボールのユニフォーム。
アメリカプロバスケットボールリーグ、NBAで80年代に活躍した大スター「ラリー・バード」という選手のもの。
もう7・8年前になりますが、とあるSNSで、共通の趣味であるNBAとヴィッセル神戸の話題で仲良くなった方がいます。
その方が先日ご来店くださり、このユニフォームをプレゼントしてくださいました。
「お店の雰囲気には合わないかな」と仰っていましたが、いえいえ、お店の緑に溶け込んでしっくり。
「どうしてラリー・バードを選んでくださったんですか?」
と尋ねると、
「何となく、たまたま目に留まったんです」と。
僕たち二人が出会ったSNSはTwitter。
そして、Twitterの初代ロゴマークは、その名も
"ラリー・バード"。
「たまたま目に留まった」ということが、
偶然だったのか、必然だったのか。
それにしても、何年も気軽にやりとりしているのに、実際会うとやっぱり「初めまして」。
Instagramで長くお付き合いのある方にご来店いただくことも多いのですが、やっぱり「初めまして」。
なんとも不思議で、少し照れ臭い、同じ方と二度目の「初めまして」。
このドキドキ感と初々しさを二度体験できるなら、SNSは少なくとも僕にとっては素敵な世界です。
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