明日は逃げよう
街灯が点いた直後の空。
真っ青な空でしたが、さすがに憂鬱です。
7月の豪雨に始まり、酷暑、相次ぐ強い台風。
さすがにちょっと疲れてしまいました。
既にお知らせしました通り、明日は休業いたします。
多くの学校では、今日から新学期でしょうか。
数日前からよく、識者や芸能人からの「学校へ行きたくない子ども達へのメッセージ」を目にします。
論調としては、「逃げてもいいよ」だったり、「そもそも逃げではない、行かないという選択だ」だったり。
僕は教育者ではないし、学校が大好きだったので何とも言えません。
ただ、思うに「逃げることをよしとしない」動物は、人間(あるいは日本人)だけのような気がします。
生態系の頂点に君臨する動物ならいざ知らず、「ライオンに立ち向かうカモシカ」など存在しないでしょう。
逃げることが動物の本質。そう思います。
学校から逃げる子どもや会社から逃げる大人がいるのと同様に、
会社や仕事に逃げる大人もいます。
家庭に居場所がないと言いながら会社で不必要な残業をする人をチラホラ見かけました。
皆、何かしらから逃げながら生きているはず。
ある程度年齢を重ねれば、行くも行かぬも自己責任なのかもしれません。
ただ、大人には逃げ方がたくさんある。
本当は逃げたいけど、ギャンブルやアルコールで気を紛らわせてだましだまし…なんてことも可能は可能。
それもどうかとは思うけど。
行くか行かぬかの二者択一に近い選択を迫られるのが子どもたちかもしれない。
少なくとも、そんな子どもたちの「逃げたい」という声からは、親や大人は逃げてはいけないな、と思います。
ということで、明日、僕は台風の中での営業から逃げることにします。
過ぎ去ってみれば、「あーあ、今日店開けれたな」と思えるくらい、大したことがなければよいのですが。
皆さまもお気をつけてお過ごしください。
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