冬至

夕暮れ、妖しく。

決まった時間ではないけれど、
日が落ちそうになったら外灯を点けます。
薄紙を剥ぐように、少しずつ灯を点ける時間が早くなって、今日。
冬至です。

明日から半年間は、日が長くなる一方。
それがピンときません。
寒さはあと2回ほど変身を残しているでしょうし。

あまり季節を感じながら働いたことがなかった反動でしょうか。
空気の変わり目、陽の光の色、風の肌触り。
少しだけ気付きが多くなりました。

今夜も冷気を弄びながら、帰路に着きます。