さよなら三角

平成最後の日。平成最後の営業日。
夕方までは貸切営業。
前職の仲間たちが遊びに来てくれました。

平成19年に、社会人としての第一歩を一緒に踏み出した仲間。
平成のおよそ1/3を共に過ごしました。
12年の間、みんないろいろありました。


表面的に見れば、「会社を辞めて喫茶店を始めた」僕が最も変化に富んでいそうですが、人生はそんな単純で淡白なものではないことぐらい僕でも分かる。
一見淡々としているようでも、人の目に触れない部分が目まぐるしく変わったり、自分ではどうしようもない周辺環境の変化があったり。

よく「会社やめてお店やって、すごいね」と言っていただきますが、全然すごくありません。
何かしらの悩みややりたいことを抱えながらそこに留まる選択をするということは、新しいチャレンジをするのと同じぐらい覚悟が必要だと僕は思います。
新しいことを始めた人の方が、少し目に付きやすいだけ。


12年、みんな良い歳の重ね方をした。
久しぶりに会って、そう思いました。
舞台は違えど、ひとつ空の下。
さよなら平成、よろしく令和。

タテイト珈琲店

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