水丸
Coyoteのバックナンバー、「安西水丸 おもしろ美術一年生」を店に置きました。
ずっと探していたのですが、三ノ宮のジュンク堂にフツーに置いてありました。
都会にはあるもんですね。
なんか、妙に恥ずかしくなった。
Amazonならスマホでポチッと購入できるのでしょうが、本に関してそれはしたくない。
脚と目で探して、見つからなければいつまでも恋い焦がれていたい。
あ、余白珈琲さんも似たようなことを仰ってました。確か。何日か前のポストで。
もっと雅味のある言葉を使っていらしたと思うけれど。
さて、故・安西水丸。
誰もが一度は見たことがあるであろうイラストの数々ですが、僕は安西水丸をよく知りません。
だからこの本がすごく欲しかった。
正解かどうかは分からないけれど、
画家とイラストレーターは同じ「絵」を扱う仕事でも、その性質は対極にあるのではないかと思います。
全く別の人種というか。
画家は自分を出せばいいけど、
イラストレーターは相手を出さなければならない、
みたいな感じで。
でも、この本を通じて抱いた安西水丸の印象は、「画家とイラストレーターの間」。
もう新作を見ることは叶いませんが、
素朴ながらも渾身の線、どこか人を不安にさせるその作品を、ぜひこの本で。
0コメント