図工の時間
少々、工作を。
先日、篠山のハクトヤさんにお邪魔したのですが、
ハクトヤさんの外観の一角、掲示板のような板に、今まで開催された企画展のDMがペタペタと貼られているんです。
雨風に曝され色褪せた雰囲気が、めちゃくちゃカッコ良くて。
あれ、マネしたいなーとずっと思っていて。
で、うちの壁に使われている素材でできた板を塗って、布でも貼りつけて、外に放り出そうと。
土台の板は、店内設計をお願いした123archiさんが置いていって下さったもの。
置いてってーとお願いしたのに、一年半も倉庫に眠らせていました。
貧乏性の店主は、「何かに使えるかも」と言いながら瓶とか板とか置いておくタイプです。
ほとんど使ったことはありません。
テキトーに布をハサミで切ってブリーチで脱色したり、色塗りも規則性を考えずに。
とにかく偶然性に賭けてみる。
思えば、タテイト珈琲店の看板も「錆びて完成」したものですし、ドアも熟成中。
自然の力を借り、偶然性を楽しむものが多い店です。
これが何なのか、オブジェなのか看板なのかゴミなのか、どちらが上でどちらが右なのか、どうなれば完成なのか、皆目見当がつきませんが、
雨風に曝され風化した末に朽ちるもよし、輝くもよし、とにかく何かができるはず。
ひとまず、第一形態は完成。
ドア横に置いています。
ちなみに、
壁もこんな感じでちまちま塗り始めたし、窓に絵を描こうともしています。
落ち着きの無い店になるかなぁ。
ちょっと悩み中。
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