小さな美術館、コーヒー付き


今日は月曜日。
中央図書館は書庫整理、加古川図書館も休館日。
月曜日は美術館もどこも休館ですね。


当店を設計してくれた建築士・123archiさんが、ブログで当店を「力を抜いた状態で絵画を楽しめるアトリエのような喫茶店」と表現してくださっていました。

初めて123archiさんにお会いしたのは昨年の秋。
そのとき僕は「田舎の小さい寂れた美術館のような店」にしたいと、めちゃくちゃなオーダーをしました。
田舎の寂れた美術館ってどんなものを言うんでしょうね。
よく考えると自分でも分かりません。

ふらっと立ち寄ってもらって、ちょっとコーヒー飲んでいただいて、ついでに絵もチラ見してほしい。
たぶんそれが僕の言う「田舎の寂れた美術館」であり、123archi田中さんの言う「力を抜いた状態で絵画を楽しめる」ということなのだと思います。


原画4点、写真1枚、複製画2点、画集数冊、ポストカード多数。
絵の素養や教養があるわけではないのですが、絵のある空間が大好きです。


いろんな理由があると思いますが、日本には「絵画を買う」という文化がなかなか根付きません。

だから、タテイト珈琲店で絵画をリラックスして楽しんでいただければ。
ポストカードと一括りにしていますが、誰もが知る名画から現代を生きるアーティストまで多士済々。


そういえば先日、小さな女の子が、
フランシスコ・デ・スルバランの"聖母マリアの少女時代"という絵のポストカードを見ながら、
「この子、かわいい」
と指をさしてお父さんに示していました。
そんな感じで楽しんでいただきたいというのが、店主の思いです。

タテイト珈琲店

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