NUMBER GIRLをもう一度
昼頃に飛び込んで来た、「NUMBER GIRL 再結成」のニュース。
高校時代、青春のバンド。
記事を読む限り、再結成というより再結集でしょうか。スポット的な雰囲気がします。
それにしても、再結成にあたって何やら大人の事情のようなものを隠しきれないコメントに「らしさ」を感じ、ニヤリとしてしまいました。
大人の事情しか無いのに歯の浮くような言葉を並べて活動再開、荒稼ぎする某バンドとは違うなーと。
別にハイ◯タのこととは言ってませんよ。
いらぬ敵を作りそうなのでこのへんにしておきます。
と、高校時代を思い出すついでに。
数年前、「教科書をもういちど読む」ことが流行りました。
そして、大人向けに「もういちど読むシリーズ」がたくさん出版されました。
そのうちのひとつ。山川出版社の「倫理」。
山川の教科書は昔から大好きです。特に日本史。
高校生の頃、学校指定ではない山川の教科書をわざわざ買い、教科書を机に二冊並べて授業を受けていました。
後になって、先生から「試されているようで怖かった」と言われた思い出。
教科書にある単語を覚えることに必死だった中学・高校時代。
それはそれで大切なこと。
覚えることも大切ですし、「どうやって覚えるか」という工夫は、後々の生きる力にも繋がるのではないかと思います。
でも、もっと大切なことは、その教科を学ぶ意義や意味を理解することなのかなと。
よく見ると、どの教科書にも、初めのページに学ぶ意義や意味が書かれています。
それは、熱い熱いメッセージ。
倫理を学ぶ意義。山川出版社が言うところを掻い摘むと、
"人類だけが倫理や道徳という文化を持つことは、命の価値を自覚できる唯一の生きものとしての、命への責任である"
熱いじゃないですか。とっても。
NUMBER GIRLも教科書も、もう一度。
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