本能
昨日は体調不良のためお休みをいただきました。
低く垂れた空。
一日中ぼんやりしたり微睡んだり。
昨夕、あるお客さまが心配してくださり連絡をくださったのですが、その方も昨日は倦怠感や眠気、頭痛、気分の塞ぎ込みなどに悩まされたそうです。
同じような症状です。
ふとTwitterを見ると、
"3/21は急激な気圧の低下と満月が重なるため、眠気、頭痛、耳鳴り、倦怠感、眠気、めまい、肩こり等々、自律神経系の症状が出る方が多い"
とありました。
前日に見ていたら心算できていたのになぁ。
きっと、本能的にパワーダウンさせているのでしょう。
急激な気圧の低下は悪天候に繋がる。
晴れの日に食物を採り、雨の日は休み、悪天候の日にはわが身を守っていた遠い遠い先祖の本能なのかなと。
急に気圧が下がった日には、身を縮めて大人しくしておけというサインなのかもしれない。
経済活動をしなければ生きていけない現代人にとっては足枷のような本能かもしれません。
現生人類が誕生して10万年。経済動物として生き、尚且つ天候を気にせず外出することができるようになったのは、せいぜい数百年でしょうか。いや、ここ100年程度かもしれない。
この本能を克服するには、100年では短すぎる。
そして「気圧が急に下がっても平然と動ける」ということが本能として根付くには何万年かかるのか。
もちろん、個人差はあるのですが。
そうした症状が少し出やすい自覚はあります。
そして、それが出やすくても踏ん張れる方もいらっしゃるでしょう。
なかなか難しい。
それにしても、気圧の低下による不調はなんとなく肌感覚で理解できるのですが、満月や月の引力というのはなんとも不思議。
理解が及ばない、神秘。
0コメント