少し前ですが、新しいカップをいくつかお迎えしました。

当店から徒歩30秒、陶工房『希器』、児玉修治さんの「黒 -kuro-」。

黒鉄のようにギラリと鈍く光る。
よく見ると所々に入る赤は錆を思わせ、鉄器のよう。
間近で見ると猛々しくも感じる佇まいとは打って変わり、カップが並んでいる様子をカウンターから少し離れて眺めるとなんだか慎ましい。

昼には光を吸い込んだように黒く、
夜には光を取り込んだように輝く。

ミルクを一滴。シミの広がりがよく映えます。
温かいコーヒーをどうぞ。

タテイト珈琲店

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