桜のダンス
桜吹雪の中を走り抜けると、花弁が一枚上着に忍び込んでいたり。
通勤路、桜の絨毯が敷かれていました。
葉桜からは花弁が風に舞いながらひらりひらりと絶え間なく。
一枚落ちるごとに緑が増す。
"桜のダンスをお前は見たか?"
NUMBER GIRLの「桜のダンス」という曲が駆け抜けました。
"季節と季節の間に遊ぶ風の声を 貴様は聞いたか?"
詞を書いた向井秀徳が何を見て"桜のダンス"だと思ったのかは分かりませんが、桜の花弁が風に溶けながら右へ左へ舞う様は確かにダンスのようでした。
口ずさみながら自転車を漕ぐ。
信号を待ちながら、歌詞にふと止まる。
"交差点でオレはいまいちだった"
ただ一人、可笑しい。
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