のたりのたり

昼間のタテイト珈琲店は、光と影の交差点。
何かの隙間からは木漏れ日のような光。
店の前を走る自動車は、夜には光を、昼には影を運んでくれます。

一番窓に近いカウンター席は、昼の特等席。
日時計そのものにすっぽり包まれたように、光と影から時間の流れを感じることができます。

ふとした動きに敏感に、キラリと反応する光。それを手のひらで転がすように。
夜タテとはまた異なる、ゆらりとした空間。
ひねもすのたりのたりかな。

タテイト珈琲店

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